実はコピペの『ペ』って2種類あるんですが、
使い分けできると書式崩れなどのトラブルが減るかもしれません!
こんにちは。
Growth Web Tech主宰田尻佐和子です。
パソコンが苦手な方にも
これだけは覚えてねと伝えているのが
基本のショートカットキーです。
コピー:command+c
ペースト:command+v
(この記事はMacの場合で解説しています。Windowsの場合は全てcommandをcontrolに読み替えてください)
最初はまずこの、基本のcommand+vを覚えていただいています。
ショートカットキーを使っていなかった方には
これだけでも時短になるのですが、
さらに、
もう1つのコピペの『ペ』を覚えていただくと
書式崩れなどのトラブルで頭を悩ませる時間を
減らせるかもしれません。
パソコン作業で、こんなことはありませんか?
●メルマガやブログを書いていたら何度改行しても、
くっついてしまい、言うことを聞かない
●メルマガやブログを書いていたら変な行間があいてしまって、
思った通りにならない
●ランディングページなどで、文字の大きさやフォントがバラバラで直せなくなる
このような症状は、
今日お伝えするもう一つのコピペの『ペ』で、
解決できるかもしれません。
早速、もう一つのコピペの『ペ』をご紹介しますね。
shift+command+v
(ツールによっては、shift+option+command+vの場合があります)
ただのcommand+vではなく、
shift+command+vで、
正式には、スタイルを合わせてペーストするという状態になります。
Chromeの場合(shift+command+v)
Keynoteの場合(shift+option+command+v)
どのツールも、
メニューバーの編集のところを確認すると、
2種類のペーストのショートカットキーが表示されます。
ただのcommand+vは、
コピーした元の、HTMLの書式情報も一緒に貼り付けてしまうため、
太字の赤字にしていたら、
同じように貼り付いてしまいます。
その方が都合がいい場合もあるのですが、
コピーの仕方によって、
HTMLの書式設定が中途半端なまま貼り付いてしまうこともあり、
その繰り返しによって、
HTMLのタグが壊れてしまうのです。
(閉じタグがなかったり、入れ子になってしまったり)
ですので、切り貼りして、文章を完成する場合は、
一番最初にまっさらな状態のところへ貼り付ける時に、
shift+command+vで、スタイルを合わせてペーストすることで、
書式情報がないところに合わせるので、テキストのみが貼り付く状態になります。
そのあと、太字にしたり、文字色を変えたりの装飾をすることで、
結果、時短になります。
例えば、以下のようなページの文字をコピーした場合
貼り付けの仕方でこのように変わります。
また、
Keynoteや、Canvaなどでは、
一度決めたスタイルのところに、文字を貼り付けたとき、
スタイルが元に戻ってしまって、
もう一度指定しなおさないといけない状態になることがあります。
このような場合は、
shift+command+vで、スタイルを合わせてペーストすることで、
決めたスタイルに合わせて文字が貼り付けられることになります。
いかがでしたか?
文章で解説すると難しく感じてしまいますが、
実際に、コピペするときに、
もう1つのコピペの『ペ』
shift+command+v
を使ってみてください。
きっと、パソコン作業の効率アップにつながると思います。